
ブラザー工業 MFC-L5710DW A4モノクロレーザー複合機 FAX/無線・有線LAN
ブラザー工業 MFC‑L5710DW は、A4対応のモノクロレーザー複合機で、印刷・コピー・スキャン・FAXを1台に集約したビジネス向けモデルです。高速印刷(約40枚/分)と大容量給紙により、オフィスの生産性を高めます。有線/無線LANの両方に対応し、PC・スマホ・タブレットからの印刷もスムーズ。トナーは大容量カートリッジに対応し、ランニングコストを抑えられる点も魅力です。自動両面印刷やADF(自動原稿送り装置)を搭載し、書類の大量処理にも適しています。中小規模オフィスや在宅ワーク環境で、効率的な文書管理を実現する信頼性の高い1台です。
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ブラザー工業 MFC-L5710DW A4モノクロレーザー複合機 FAX/無線・有線LANの機能や特徴
ブラザー工業 MFC‑L5710DWの概要と位置づけ
ブラザー工業 MFC‑L5710DW は、A4対応モノクロレーザー方式のビジネス向け複合機で、プリント・コピー・スキャン・FAX・ネットワーク機能を1筐体に統合したワークグループクラスのモデルです。中小規模オフィスや部門単位での導入を想定し、高耐久エンジン・大容量給紙・高度なネットワーク/セキュリティ機能・低ランニングコストをバランスさせた設計になっています。
プリントエンジンと印字性能
印刷方式・解像度・速度
印刷方式・解像度・速度
印刷方式: 電子写真方式(レーザー方式)モノクロ
解像度:
物理解像度: 一般的に 600 × 600 dpi クラス
高画質モード: HQ1200 相当(2,400 × 600 dpi クラスの補間処理)
連続印刷速度:
A4片面で約 40 枚/分クラス
ファーストプリントタイムは 7〜8秒前後を想定
エンジンは中速クラスのモノクロプリンタと同等の設計で、定着ユニットは高耐久ヒーター+圧ローラ構成、用紙搬送は
レジストローラと搬送ローラ群による標準的なストレート〜L字パス構造です。自動両面印刷ユニットを標準搭載し、両面印刷時も実用的な速度を維持できるよう、両面搬送経路のローラ配置とセンサ制御が最適化されています。
プリントコントローラ・ページ記述言語
対応ページ記述言語:
PCL系(PCL6 互換)
PostScript 互換(BR-Script3 など)
ブラザー独自ホストベース言語
フォント:
PCLフォント(欧文・一部和文)
PS互換フォント
メモリ:
本体標準RAM(数百MBクラス)
一部モデルでは拡張不可/固定実装
プリントコントローラは SoC 上で動作し、レンダリング処理(PCL/PS/Raster)を内部で行った後、ビットマップデータをエンジン制御部へ転送します。大量ページ印刷時のスループットを確保するため、ページバッファリングと圧縮転送が組み合わされています。
コピー機能と画像処理
コピーエンジン
コピーはスキャナーユニットとプリントエンジンを直結することで実現されます。
最大原稿サイズ: A4(ADFはA4/レター系)
コピー解像度:
読み取り側:最大 600 × 600 dpi クラス
出力側:プリントエンジンの解像度に準拠
連続コピー速度: プリントと同等クラス(約 40 枚/分)
画像処理・補正機能
濃度自動調整: 原稿の背景除去・文字強調
テキスト/写真モード: 文字優先・写真優先・混在モード
縮小/拡大コピー: 25〜400%(1%刻み)クラス
N in 1 コピー: 2in1、4in1 などの集約コピー
両面コピー: 片面→両面、両面→片面、両面→両面などの組み合わせ
画像処理はスキャナ側のA/D変換後にDSP/SoC上で行われ、エッジ強調・ハーフトーン処理・背景除去などがリアルタイムで適用されます。
スキャナ機構とADF
スキャナハードウェア
方式: CIS(Contact Image Sensor)方式フラットベッドスキャナ
光学解像度: 600 × 600 dpi クラス
拡張解像度: 最大 1,200〜19,200 dpi 相当(ソフトウェア補間)
色深度:
入力:24bitカラー(8bit × RGB)
出力:24bitカラー/8bitグレースケール/1bitモノクロ
CIS方式により、CCD方式に比べて薄型・低消費電力・高速起動を実現しています。原稿ガラス上の原稿をLED光源で照射し、反射光をCISセンサで読み取ります。
ADF(自動原稿送り装置)
タイプ: 自動両面対応ADF(リバース方式 or 両面同時読み取りは機種により異なる)
原稿容量: 40〜50枚クラス
対応用紙: 普通紙、再生紙(坪量 60〜105 g/m² 程度)
対応サイズ: A4、レター、リーガルなど
ADFは複数枚原稿を自動搬送し、片面/両面スキャンを実現します。リバース方式の場合、片面読み取り後に原稿を反転させて裏面を読み取る構造で、搬送ローラ・分離パッド・リバースローラなどが協調して動作します。
スキャン機能・プロトコル
スキャン to PC: TWAIN/WIA ドライバ経由でのPC取り込み
ネットワークスキャン:
Scan to SMB(共有フォルダ)
Scan to FTP/SFTP(機種により)
Scan to Email(SMTP送信)
Scan to USBメモリ
ファイル形式: PDF、JPEG、TIFF、PNG など
圧縮: PDF圧縮、マルチページTIFF、検索可能PDF(OCR連携時)
FAX機能
回線: アナログ公衆回線(PSTN)対応
規格: ITU-T G3
変調方式: V.34(最大33.6kbps)、V.17、V.29、V.27ter など
解像度:
標準:203 × 98 dpi
ファイン:203 × 196 dpi
スーパーファイン:203 × 392 dpi クラス
FAXモデムは本体基板上に実装され、アナログ回線インターフェース(RJ-11)を通じて接続されます。ECM(Error Correction Mode)に対応し、ノイズの多い回線でも再送制御により画質を維持します。
FAX機能詳細
ワンタッチダイヤル/短縮ダイヤル: 多数登録可能
同報送信: 複数宛先への一斉送信
PC-FAX: PCからFAX送信(プリンタドライバ経由)
FAX to PC: 受信FAXを紙に出力せずPCや共有フォルダへ転送(ペーパーレスFAX)
メモリ受信: 用紙切れ時などに本体メモリに蓄積
FAX受信データは内部メモリに一旦格納され、印刷・転送・保存などの処理が選択可能です。
給紙・排紙・用紙ハンドリング
給紙構成
標準トレイ:
カセットトレイ:250枚クラス
多目的トレイ(MPトレイ):50枚前後(封筒・厚紙対応)
オプション増設トレイ:
250枚トレイ/520枚トレイなどを複数段増設可能
最大給紙枚数は 800〜1,300枚クラスまで拡張可能
対応用紙・坪量
サイズ: A4、レター、リーガル、A5、A6、封筒、はがき など
坪量: 約 60〜163 g/m²(MPトレイ側で厚紙対応)
用紙種類: 普通紙、再生紙、ラベル紙、封筒、厚紙 など
両面印刷・搬送
自動両面印刷ユニットは、印刷済み用紙を一旦中間トレイに搬送し、反転させて再度エンジンに戻すリバース方式が一般的です。センサ群により用紙位置を検出し、ジャム検知・再送制御を行います。
ネットワーク・インターフェース
有線LAN
インターフェース: 10BASE-T / 100BASE-TX / 1000BASE-T(機種により)
プロトコル: TCP/IP(IPv4/IPv6)、LPR/LPD、IPP、RAW、SNMP、HTTP/HTTPS など
プリントプロトコル:
LPR/LPD
RAWポート9100
IPP/IPPS
管理プロトコル: SNMPv1/v2c/v3、HTTP/HTTPSによるWeb管理
有線LANコントローラは本体基板に統合され、スイッチングハブ経由でオフィスネットワークに接続されます。固定IP/DHCP両対応で、DNS登録やホスト名印刷も可能です。
無線LAN
規格: IEEE 802.11b/g/n(2.4GHz帯)
セキュリティ: WPA2-PSK(AES)、WPA3-Personal(機種世代による)、WEP(非推奨)
設定方式: WPS、PIN入力、手動設定
無線LANモジュールはアンテナ一体型で筐体内部に配置され、電波干渉を抑えつつ安定接続を実現します。インフラストラクチャモードでアクセスポイントに接続し、PC・スマホ・タブレットからの印刷・スキャンを可能にします。
USB・その他インターフェース
USBデバイスポート: USB 2.0 Hi-Speed(PC接続用)
USBホストポート: 前面または側面に配置され、USBメモリからの直接印刷/スキャン保存に対応
電話ポート: LINEポート/EXTポート(外付け電話機接続用)
プロトコル・モバイル連携
AirPrint: iOS / macOS からドライバレス印刷
Mopria: Android端末からの標準印刷
Brother iPrint&Scan: 専用アプリによる印刷・スキャン・設定
クラウド連携:
Scan to / Print from 各種クラウド(OneDrive、Dropbox など)※機種・地域に依存
これらは本体のネットワークスタック上でHTTP/HTTPSや独自APIを介して実装され、ユーザー認証やジョブ管理と連携します。
セキュリティ・認証・管理機能
ネットワークセキュリティ
暗号化通信:
HTTPS(TLS)によるWeb管理
IPPS(IPP over SSL)
認証:
SNMPv3(認証+暗号化)
SMTP認証(スキャン to メール)
アクセス制御:
IPフィルタリング(許可/拒否リスト)
ポート制御(使用プロトコルの制限)
ユーザー認証・ジョブ制御
ユーザーID/PINコード印刷:
印刷時にユーザーIDを付与し、ログ集計
セキュアプリント:
PIN入力後に印刷開始する機能(機密文書向け)
ログ管理:
ユーザー別/部門別の印刷枚数集計
管理者用レポート出力
管理ツール
Webベース管理:
ブラウザからIPアドレスにアクセスし、設定・状態確認・ログ閲覧
デバイス管理ツール:
複数台一括管理用の専用ツール(インベントリ、設定配布、ファーム更新など)
消耗品・ランニングコスト・耐久性
トナー・ドラム
トナーカートリッジ:
標準容量トナー
大容量トナー(ハイイールド)
ドラムユニット:
トナーとは別体構造(ドラム寿命は数万ページクラス)
モノクロ機のため、トナーはブラック1色のみで、在庫管理がシンプルです。大容量トナーを使用することで、1枚あたりの印刷コストを大幅に低減できます。
耐久性・月間印刷枚数
推奨月間印刷枚数: 数千〜数万ページクラス
最大月間印刷枚数: 5〜8万ページクラス(エンジン設計上の上限)
内部には高耐久ローラ・ギア・定着ユニットが採用され、長期運用を前提とした設計になっています。定期交換部品(メンテナンスキット)の交換サイクルも、オフィス用途に耐える水準です。
システムソフトウェア・ファームウェア
ファームウェア構成
OS/RTOS: 組み込み向けRTOSまたは軽量OS上で動作
モジュール構成:
プリントスプーラ/レンダラ
スキャン制御
FAX制御
ネットワークスタック
Webサーバ
UI制御(パネル)
ファームウェアはフラッシュメモリに格納され、ネットワーク経由またはUSB経由でアップデート可能です。セキュリティアップデートや機能追加が提供される場合があります。
ドライバ・ソフトウェア
対応OS: Windows、macOS、Linux(CUPS)など
ドライバ種別:
フル機能ドライバ(プリント+スキャン+PC-FAX)
クラスドライバ(OS標準)
管理ソフト: デバイス管理・ログ集計・設定配布ツール
操作パネル・ユーザーインターフェース
表示部: モノクロまたはカラーLCD(数行〜タッチパネル)
操作キー: ナビゲーションキー、テンキー(FAX番号入力)、機能キー
日本語表示: メニュー・エラーメッセージ・ガイダンスを日本語表示
ショートカット: よく使う機能(コピー設定、スキャン先など)をワンタッチ登録
UIはオフィスユーザーが直感的に操作できるよう設計され、ネットワーク設定・FAX設定・スキャン先設定などもパネルから行えます。
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ブラザー工業 MFC‑L5710DWの多方向からの評価
MFC‑L5710DW を多方向から評価すると、まずビジネス用途に最適化されたバランスの良さが際立ちます。印刷速度は約40枚/分クラスで、中小規模オフィスのメイン機として十分なスループットを持ち、両面印刷やADFによる自動両面スキャンにより、紙文書の処理効率を大きく高めます。モノクロ専用機であることから、カラーが必須でない環境では、構成がシンプルでトラブル要因も少なく、運用の安定性という観点で高く評価できます。
ランニングコスト面では、大容量トナーと分離型ドラム構造により、1枚あたりのコストを低く抑えられる設計です。大量印刷を行う部署では、この点がTCO(総所有コスト)に直結します。さらに、増設トレイによる給紙容量拡張が可能なため、用紙補給の手間を減らし、業務の中断を最小限にできます。耐久性もワークグループクラスのエンジンらしく、月間数千〜数万ページの運用に耐える設計で、長期的な投資価値は高いと言えます。
ネットワーク・セキュリティの観点では、有線/無線LAN両対応に加え、HTTPS、IPPS、SNMPv3、IPフィルタリング
など、現代のオフィスに求められる基本的なセキュリティ機能を備えています。セキュアプリントやユーザー別ログ管理を活用すれば、情報漏えいリスクの低減や、部門別コスト配賦にも役立ちます。クラウド連携やモバイル印刷にも対応しており、テレワークやフリーアドレス環境との親和性も高いです。
一方で、弱点・注意点としては、モノクロ専用であるため、カラー資料やプレゼン用の印刷が多い環境には適しません。また、レーザー方式ゆえに本体サイズ・重量はインクジェット複合機より大きく、設置スペースに制約がある場合は事前の確認が必要です。さらに、高度なセキュリティ機能やクラウド連携をフルに活用するには、ネットワークやサーバ設定に一定のITリテラシーが求められます。とはいえ、総合的には「モノクロ文書を大量かつ安定して処理したいオフィス」にとって、性能・機能・コストのバランスが非常に優れた機種と評価できます。
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ブラザー工業 MFC‑L5710DWの総合まとめ
ブラザー工業 MFC‑L5710DW は、A4モノクロレーザー複合機として、印刷・コピー・スキャン・FAX・ネットワークを高いレベルで統合したビジネス向けモデルです。約40枚/分クラスの高速印刷、自動両面印刷、両面対応ADF、大容量給紙・増設トレイ対応により、紙文書を大量に扱うオフィスの中心機として十分な性能を備えています。モノクロ専用エンジンと大容量トナーにより、1枚あたりのランニングコストを低く抑えられ、長期運用時のTCO削減にも寄与します。
有線/無線LAN、各種プリントプロトコル、モバイル印刷、クラウド連携、セキュアプリントやログ管理など、現代のネットワーク環境・セキュリティ要件にも対応しており、ITインフラと連携した運用が可能です。カラー印刷が不要で、モノクロ文書を「速く・安く・安定して」処理したい中小規模オフィスや部門利用において、MFC‑L5710DW は非常に実用性の高い選択肢と言えます。
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ブラザー工業 MFC-L5710DW A4モノクロレーザー複合機 FAX/無線・有線LANのまとめ
ブラザー工業 MFC‑L5710DW は、A4対応のモノクロレーザー複合機で、ビジネス現場の効率化を重視した堅牢なモデルです。印刷・コピー・スキャン・FAXを1台に集約し、約40枚/分の高速プリントと自動両面印刷により、大量文書の処理をスムーズにこなします。
ADF(自動原稿送り装置)を搭載し、複数ページのスキャンやコピーも自動化。無線LAN/有線LANの両方に対応しており、オフィス内の複数デバイスから快適に利用できます。スマホ印刷にも対応し、ワークスタイルの多様化にもフィットします。
さらに、大容量トナーに対応することでランニングコストを抑えられる点も魅力。堅牢性と操作性を兼ね備え、中小規模オフィスや在宅ワーク環境での文書管理を強力にサポートする信頼性の高い1台です。
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